世間でよく言われる【引き寄せ】について
私なりに解釈してみたことを書きました。
皆さんがますます幸せになりますように。
息子が「お金がなくなって、みんな働かずに好きな事をして、パン作るのが好きな人がみんなにあげて、髪の毛切るのが好きな人が床屋さんしてあげて、手術するのが好きな人がお医者さんやってあげればいいのにね」って言って、そんな優しい世界いいよなあと思ったけど、手術好きな人ってのが引っかかる。
ミソノ (@misonobucks) 2018年8月5日
以前このツイートを見かけて「あ、これが本当なのかも」と思ったので「手術するのが好きな人」についてずっと考えていました。
世の中にはいろんな仕事があります。商店や道路工事など表に見える仕事は誰でも知っていますが、テレビなどでわざわざ紹介されないと全く知られない仕事もあります。それなのに、思いも寄らない所から後継者が現れたりしています。
社会に必要不可欠だけれど、全く表に出ないでみんなに知られていない仕事はたくさんあるのに、それらがなぜ途絶えないで成立しているのか。肉体的・精神的にきつい、難しいと思われる仕事に率先して就く人がなぜいるのか。
それをずっと不思議に思っていたんですが、ある仮説によってうまく説明できるような気がしてきました。
「人はそれぞれ、その人が社会の役に立つ場所(得意分野)があらかじめ割り振られていて、そのために必要なものを引き寄せる(好きになる)ようにできている」
例えば電車の運転士になる人は電車が好きになる、パティシエになる人はケーキ作りが好きになるといった感じです。
当たり前のことだと思うかもしれません。でも、テレビなどを見ていて不思議に思うのは、子供の頃に飛行機に憧れたという人でも、操縦に憧れる人・コクピットの計器に憧れる人・飛行機を飛ばす(製作する)ことに憧れる人と様々いることです。
また、旅行で訪れた地域の特産品を気に入ってしまって、そこに移り住んで継承者にまでなってしまう人とかいますよね。私がテレビで見たのは、何の意図もなかったのに(それが不思議ですが)地域のカルチャーセンターで筆の作り方を習って、そこから筆づくりのプロになっている女性でした。
いろんな例を見てみると、好きだからそこまで出来たという場合もありますが、自分ができることで人の役に立てるものだから「好き」と感じたのではないかなと思います。「何となく好きだなあ」と感じる…これってやっぱり「勘」が働いたんじゃないかな。
たいていの職業で「どんなときに嬉しいですか」という質問に「お客さんに喜ばれた時・ありがとうと言われた時」という回答が返ってくるのも「役に立てた」という達成感からでしょう。
たいていの職業で「どんなときに嬉しいですか」という質問に「お客さんに喜ばれた時・ありがとうと言われた時」という回答が返ってくるのも「役に立てた」という達成感からでしょう。
りんごが好きとか、ピーマンが嫌いとか、赤い服が好きとか、スカートが苦手とか、暮らしに直結する物に関しての好き嫌いは、自分が生きていくのに食べたり使ったりするものを選びとるためですが、時刻表が好きとか虫が好きとか機械を分解するのが好きとか、そういう「暮らしていくのに直結しない好きなもの」って、実は自分の仕事と深い関わりがあって、しかも他の人とは全く被らない、自分だけに割り振られたもの・社会の役に立てるものである可能性が高いのではないでしょうか。
同じ「飛行機が好き」でも、飛行機を設計するのが好きな人がいて、飛行機を組み立てるのが好きな人がいて、精密な部品を作るのが好きな人がいて、部品のメンテナンスをするのが好きな人がいて、飛行機を操縦するのが好きな人がいて、ダイヤを調整するのが好きな人がいて、乗客にサービスをするのが好きな人がいて…そんな人が集まって航空会社が成立する、という具合です。
ケーキ屋さんでもビルの建築でも、私たちがまだ知らない様々な仕事一つ一つにも、それを好きな人が本当はいるんだと思うのです。件の「手術するのが好きな人」は、「手術のような難しい作業をきっちりこなして病気や怪我を治すことで社会の役に立つことを喜びとする人」なのだと思います。
だから、「変な物ばっかり集めて」とか「同じ事ばっかり飽きもせず」とか思わず(もし我が子がそうでも文句を言わず)、自分の「好き」を大事に集めて育てていけば、自分の天職にしっかりたどり着くことができるのではないでしょうか。
私の場合は、一つ目の天職は見つけて20年以上頑張ったので、今は一休みして、次の天職(別に仕事を始めるわけではありませんが)が見つかるといいなあと思っているところです。
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